リポジトリの追加

DataStax Enterpriseリポジトリ内にDebianまたはRPMパッケージを自動的にダウンロードするためのリポジトリを追加します。

DataStax Enterprise(DSE)リポジトリ内にDEBまたはRPMパッケージを自動的にダウンロードするためのリポジトリを追加します。リポジトリの認証情報を指定するだけでなく、DataStaxリポジトリの独自のミラーを指すカスタムURLを定義することもできます。LCMによって外部パッケージ・リポジトリの構成が試行されないようにDataStaxリポジトリを手動で構成することも可能です。ただし、LCMジョブを実行する前にDSEパッケージがaptまたはyumに対して使用可能になっていることが条件となります。

始める前に

必要に応じて、インターネット接続が限られているターゲット向けにパッケージ・ダウンロード用のプロキシを構成します。

手順

  1. [Repositories]>[Add Repository]をクリックします。

    [Add Repository]ダイアログが表示されます。

  2. リポジトリ認証情報の一意の名前を入力します。
  3. オプション: リポジトリ認証情報について説明するコメントを入力します。
  4. [Repository]のオプションを選択します。各オプションに関するツールヒントを表示するには、情報アイコンをクリックします。
    • DataStaxリポジトリをパッケージで使用する場合は、[Access DataStax repo]を選択します(デフォルト)。datastax.comでホストされている正式なパッケージ・リポジトリからDataStax Enterpriseをダウンロードします。
    • ソフトウェア・パッケージ用の内部リポジトリがある場合は、[Access private repo]を選択します。正式なパッケージ・リポジトリのローカル・ミラーからDSEをダウンロードします。ターゲット・ノードはローカル・ミラーにアクセスするよう自動的に構成されますが、ミラー自体の作成と更新はLCMの外部で手動で行う必要があります。
      • リポジトリURLを入力します。
      • 公開鍵の取得元であるリポジトリ・キーURLを入力します。リポジトリ・キーURLは、パッケージ・リポジトリの公開鍵のアドレスです。この公開鍵をダウンロードして、リポジトリからダウンロードしたパッケージが改ざんされていないことを確認するために使用します。

        DataStaxリポジトリではなくプライベート・リポジトリからダウンロードする場合は、リポジトリのURLとキーを入力します。

    • リポジトリをLCMの外部で構成する場合は、[Manually configure DataStax repo]を選択します。LCMの外部で構成されたパッケージ・リポジトリからDSEをダウンロードします。ターゲット・ノードはすでにパッケージ・マネージャーを使用してDSEをダウンロードできるようになっているため、LCMはパッケージ・リポジトリの自動構成を試みません。このオプションが役立つのは、DataStaxパッケージがRed Hat Satelliteチャネルにミラーリングされている場合、LCM以外の構成管理システムがパッケージ・リポジトリの構成に使用されている場合、または、LCMとリポジトリ・セットアップとの間に互換性がなく、そのリポジトリをLCMの外部で構成することが組織で要求されている場合です。
  5. DataStaxリポジトリの場合、デフォルトで構成されているHTTPプロキシの使用が有効になっています。カスタム・パッケージ・リポジトリがプロキシの外部にある場合は、[Use Configured HTTP Proxy]を選択して、ターゲット・ノード上のパッケージ・マネージャーが構成済みHTTPプロキシを使用するように設定します。要求をプロキシに転送するようLifecycle Managerを構成する方法については、「パッケージ・ダウンロードのためのプロキシの構成」を参照してください。
    リポジトリ・タイププロキシの選択肢
    Access DataStax repo [Use Configured HTTP Proxy]を選択します。
    Access private repo プライベート・リポジトリがターゲット・ノードと同じローカル・エリア・ネットワーク上にあり、DSEのダウンロード時にプロキシをバイパスしたい場合は、[Use Configured HTTP Proxy]を選択解除します。
    Manually configure DataStax repo リポジトリをLCMの外部で手動で構成する場合、[Use Configured HTTP Proxy]オプションは使用できません。
  6. DataStaxリポジトリにアクセスする際のユーザー名パスワードを入力します。パスワードを確認のため再入力します。

    ユーザー名とパスワードの指定は、リポジトリで認証が有効になっている場合に必須です。DataStaxリポジトリでは、認証が常に有効になっています。

    DataStaxリポジトリの場合、ユーザー名とパスワードは、登録ページで作成したDataStax Academyアカウント認証情報です。リポジトリのユーザー名とパスワードは、パッケージをダウンロードするときに使用されます(リポジトリの公開鍵をフェッチするときは使用されません)。

    注: 認証情報をリポジトリで構成するとき、#や$などの特殊文字はサポートされていますが、非ASCII Unicode文字はサポートされていません。その他にご質問がある場合は、DataStaxサポートにお問い合わせいただき、チケットOPSC-8921についてお伝えください。
  7. [Save]をクリックします。
    新しく定義したリポジトリ認証情報が、[Edit]および[Delete]オプションとともに[Repositories]ページに表示されます。

次のタスク

[Clusters]ワークスペースでクラスターを編集してリポジトリを選択します。データ・センターとノードはクラスター・リポジトリを継承します。