DataStax Enterprise 5.1の新機能
DataStax Enterprise 5.1でリリースされた機能。
DataStax Enterprise 5.1では以下の新機能と機能強化が導入されています。
機能 | 説明 |
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DSE Analytics | SparkRを含む、Apache Spark™ 2.0をサポートしています。改善点としては、操作上の改善、パフォーマンスの向上、構造化ストリーミング、DSE GraphFrames、Spark SQL、および地理空間型が挙げられます。 |
DSEFS | DataStax Enterpriseファイル・システムは、Spark Streamingのデータと分析処理など、非常に大きなデータ・セットを格納するための分散ファイル・システムとして使用できます。DSEFSは、CFS(Cassandraファイル・システム)に代わり導入されました。 |
DSE Graph | 改善点としては、新しいあいまい検索、検索インデックス作成の高度な構成、データ一括読み込みパフォーマンスの向上、地理空間クエリーの強化、Graph LoaderのKerberosサポート、グラフ視覚化のカスタマイズ機能、安定性の向上が挙げられます。 |
DSE Security | 新しいセキュリティ機能には、テーブル行と検索インデックスのパーミッションを許可する詳細なアクセス制御、WebサービスのDSEプロキシ管理、DSE Unified Authentication(DSE統合認証)と統合されたJMX認証(LDAPまたは内部)があります。詳細については、「DSE 5.1の新しいセキュリティ機能」を参照してください。 |
DSE Search | Apache Solr™ 6.0を使用することで、DSE Searchがより迅速で簡単になりました。新しいインデックス管理CQLおよびcqlshコマンドにより、操作と開発が効率化されます。クエリーとインデックス作成のパフォーマンスが改善されました。エラー処理機能が強化され、確実性と安定性が改善されました。 |
DSE Advanced Replication(DSE拡張レプリケーション) | CDC(Change Data Capture)ログを使用するように設計が見直されました。CDCは、ソースとデスティネーション間の構成可能なレプリケーションに最適です。データを中央の分析クラスターに報告するマイクロサービス・クラスターのネットワークなど、安定した接続を確立できない可能性のある環境に適しています。 |
ドライバー | Unified Authentication(統合認証)、プロキシ・ログインと実行、新しいデータ型など、DSE 5.1の新機能をサポートしています。さらに、JavaドライバーとPythonドライバーには、Gremlinクエリーをプログラムで作成するためにGremlin探索APIを使用するDSE GraphフルーエントAPIが含まれています。 |
DataStax Studio | CQL(Cassandra Query Language)のサポートが追加されました。この新機能では、データベース・オブジェクトの視覚的なナビゲート、CQLクエリーの作成と調整が可能です。Studioには、構文のハイライト表示、検証、インテリジェントなコード補完、構成オプション、クエリー・プロファイリングの各機能を備えた、インテリジェントなCQLエディターが用意されています。 DSE GraphのDSE Studioの改善点としては、使いやすさの向上、グラフ・クエリーの完全なプロファイリング、グラフ視覚化のための新しいカスタマイズ機能(ラベルやプロパティ値による頂点の色付けやサイズ変更、カスタム図形やアイコンなど)が挙げられます。また、スキーマ視覚化も強化されています。 |
DSE In-Memory(DSEインメモリー) | MemoryOnlyStrategyを圧縮で使用できるようになりました。 |
操作 | 迅速なサーバー起動などのパフォーマンスの向上。CQLコマンドとcqlshコマンドのヘルプの改善。DSEカスタム・コンパクション・ストラテジのためのcqlshのタブ補完。dsetoolおよびdse client-toolの改善。 |
新しいデータベース機能 |
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詳細については、DataStax Enterprise 5.1のリリース・ノートを参照してください。DataStax Enterprise 5.1にアップグレードするには、『DataStaxアップグレード・ガイド』を参照してください。