クラスター・トポロジーのインポート
OpsCenterにすでに存在し、監視されているDataStax EnterpriseクラスターのトポロジーをLifecycle Managerにインポートすると、インストールと構成を一元管理できるようになります。
OpsCenterにすでに存在し、監視されているDataStax Enterprise(DSE)クラスターのトポロジーをLifecycle Manager(LCM)にインポートすると、構成を一元管理できるようになります。LCMによってクラスター・トポロジーがインポートされ、[Clusters]ワークスペースにトポロジー・モデルが自動的に構築されます。クラスターがOpsCenterに接続されていない場合、そのクラスターはLCMに表示されず、インポート対象として選択できません。
重要: LCMがインポートするのは、クラスター・トポロジーのみです。構成プロファイルはインポートされないため、トポロジーのインポート後に手動で再作成する必要があります。
注: Lifecycle Managerは現在、DSE Multi-Instanceノード(「高密度ノード」とも呼ばれる)の管理をサポートしていません。
また、現時点でLCMでは、Debian(.deb)またはRedHat(.rpm)パッケージからインストールされたDSEクラスターのインポートのみサポートしています。
始める前に
- SSH認証情報を追加します。
- インポートするクラスター内のすべてのノードで同じSSH認証情報が使用されていることを確認します。一部のノードに別の認証情報が必要な場合は、「クラスター・トポロジーの手動インポート」を参照してください。
- Lifecycle ManagerによるDataStax Enterpriseクラスターの管理とインポートでは、GossipingPropertyFileSnitchのみがサポートされています。「PropertyFileSnitchからGossipingPropertyFileSnitchへの移行」を参照してください。
- Lifecycle Managerでは現在、ネットワーク・インターフェイス(
listen_interface
またはrpc_interface
/native_transport_interface
)によるノードの構成がサポートされていません。クラスターがこれらのオプションを使用して構成されている場合、インポートは失敗します。クラスターをインポートする前に、対応するインターフェイス・オプションではなくlisten_addressとnative_transport_addressを使用してノードを再構成します。 - データ・センターは、同種のノード・ワークロード・タイプで構成されている必要があります。異種混在ワークロードのデータ・センターはLifecycle Managerにインポートできません。
- 透過的なデータ暗号化が有効になっている場合は、クラスターをLCMにインポートする前に無効にしておく必要があります。「構成ファイルのプロパティの暗号化」を参照してください。
手順
-
Lifecycle Managerのナビゲーション・メニューから[Clusters]をクリックします。
LCMによって管理されていないクラスターは、[Clusters]ペインに赤色のプラス記号が付いて表示されます。
-
[Clusters]ペインで、管理するクラスターを選択します。
[Automatic Cluster Import]ダイアログが表示されます。
- 選択したクラスターに定義されているSSH認証情報を選択します。
-
警告メッセージを確認します。お使いの環境に該当する指示に従います。
- ノードで使用するSSH認証情報が統一されていない場合は、クラスター・トポロジーを手動でインポートする手順に従う必要があります。
- 警告を確認したことに同意するオプションを選択します。
-
[Submit]をクリックします。
クラスターのインポート・ジョブが開始されます。ジョブの進行状況を[Jobs]ワークスペースで確認します。ジョブが正常に完了しなかった場合は、ダイアログにジョブの詳細を確認するためのリンクが表示されます。
次のタスク
- [Clusters]ワークスペースで必要な構成プロファイルを作成して、クラスター、データ・センター、ノードと関連付けます。
- [Clusters]ワークスペースでリポジトリを追加してクラスターと関連付け、インストール・ジョブを実行できるようにします。