インクリメンタル・リペアのリペア済みSSTableの追跡

SSTables Repairedメトリクスをダッシュボード・グラフとして追加し、インクリメンタル・リペアの進行状況を追跡します(DSE 5.1のみ)。

インクリメンタル・リペア中にノードとテーブルの各レベルでリペア済みSSTableの進行状況を視覚的に監視できるようにダッシュボード・グラフを構成します。incremental_thresholdオプションの構成値に基づいてインクリメンタル・リペアを実行するべきかどうかを判断するためにRepair Service(リペア・サービス)でSSTables Repairedメトリクスを使用します。

以下のメトリクスのグラフを追加します。
Percent Data Repaired [percentage-repaired]
ノードのすべての非システム・テーブルでリペア済みのマークが付いたデータ(非圧縮)の割合(%)。レプリケーション係数1のテーブルは除外されます。
TBL: Percent Data Repaired [cf-percentage-repaired]
ノードの指定されたテーブルでリペア済みのマークが付いたデータ(非圧縮)の割合(%)。このメトリクスは、レプリケーション係数が1より大きい場合にのみ意味を持ちます。
SSTables Repairedメトリクスは、DSEバージョン5.1以降にのみ適用されます。
注: SSTables Repairedメトリクスは、レプリケーション係数が2以上のキースペースでのみ意味を持ちます。レプリケーション係数が1のキースペースのリペア率は、0%と表示されます。

始める前に

インクリメンタル・リペアに含めるテーブルを構成します。必要に応じて、インクリメンタルしきい値を調整します。「インクリメンタル・リペアの構成」を参照してください。

手順

  1. クラスター名 > [Dashboard]をクリックします。
  2. オプション: [Default]プリセット・タブを複製し、「リペア」などの名前を指定します。
  3. [Add Graph]をクリックします。
    [Add Metric]ダイアログが表示されます。
  4. [Metric]リストから[SSTables Repaired]メトリクスを選択します。
    ヒント:SS」と入力すると、メトリクスが簡単に見つかります。
  5. 監視するノードを[Node]リストから選択します。
  6. [Add Metric]をクリックします。
    メトリクスがダッシュボードに追加されます。
  7. TBL: SSTables Repairedメトリクスに対して3から6を繰り返し、[Tables]リストから監視するテーブルを選択します。
  8. インクリメンタル・リペアで監視するすべてのDSE 5.1クラスターにこの手順を繰り返します。

    インクリメンタル・リペアを追跡する、リペア済みSSTableのダッシュボード・グラフ