構成プロファイル・ファイルのカスタマイズ
LCM構成プロファイルを構成するファイルのオプションをカスタマイズします。
DataStax Enterprise(DSE)の構成方法を指定するには、構成プロファイルを定義します。構成プロファイルにより、クラスター、データ・センター、またはノードのレベルで構成を統一することができます。
各構成プロファイルはサポートされているDSEバージョンに固有です。構成プロファイルは、DSEクラスターの機能を構成する複数の構成ファイルで成り立っています。
構成プロファイルにより、以下のDSE構成ファイルの設定をカスタマイズできます。
手順
- Lifecycle Managerのサイド・メニューで[Config Profiles]をクリックします。
-
[Config Profile]で、カスタマイズするファイルをクリックします。
そのファイルの構成可能なオプションがメインのコンテンツ・ペインに表示されます。
- カスタマイズするオプションの値を入力するか選択します。
- オプションのカスタマイズが完了したら、[Save]をクリックして変更を適用します。
- 構成プロファイルの更新内容をプッシュしてクラスター・レベル、データ・センター・レベル、またはノード・レベルで適用する構成ジョブを実行します。
構成プロファイルのファイル
[Cassandra]セクション
- logback.xml:参照先: ロギングの構成
- cassandra.yaml:参照先: cassandra.yaml構成ファイル
- dse.yaml:参照先: dse.yaml構成ファイル
- cassandra-env.sh:「cassandraフォルダー」を参照
- jvm.options:参照先: Lifecycle Managerを使用したDataStax Enterprise用のJVMオプションの構成
注: 構成プロファイルを追加すると、デフォルトではサポートされるすべてのバージョンのDSEでDSE認証が有効になります。DSEオーセンティケーターはDSEバージョン5.0以降についてdse.yamlで有効になります。詳細については、「LCMを使用したDSEセキュリティの管理」を参照してください。
cassandra.yamlとdse.yamlではすべての構成オプションを編集できますが、他の構成ファイルでは頻繁に使用される設定のみを含むテンプレート・システムを使用しています。その他の構成オプションが必要な場合は、DataStaxサポートにお問い合わせください。
[Spark]セクション
- spark-alwayson-sql.conf
- logback-sparkR.xml
- dse-spark-env.sh
- logback-spark.xml
- spark-defaults.conf
- spark-env.sh
- logback-spark-executor.xml
- logback-spark-server.xml
- hive-site.xml
- spark-daemon-defaults.conf
Sparkの詳細については、「Sparkの構成」および「Sparkロギング・オプションの構成」を参照してください。
[Lifecycle Manager]セクション
- パッケージ・プロキシ:パッケージ・ダウンロードの処理を高速化する場合や、DSEクラスターをインターネットから分離してオフラインにする場合に使用します。
- Javaセットアップ:JREインストールとJCEポリシー・ファイルを自動的に管理します。
注: この時点でLifecycle Managerで明示的に管理されていない構成ファイルはcommitlog_archiving.propertiesです。このファイルはコミット・ログ・アーカイブの構成と、Backup Service(バックアップ・サービス)のPIT復元に使用されます。このファイルは、Backup Service(バックアップ・サービス)内で管理されます。