テーブルへのJSONデータの挿入

クエリーをテストするための、INSERTコマンドを使用したJSONデータの挿入。

実稼働データベースでのカラムとカラム値の挿入は、cqlshを使用するよりプログラムで行った方が実用的です。しかし、多くの場合、SQLに似たこのシェルを使用してクエリーをテストすると非常に便利です。Cassandra 2.2以降では、JSONデータを挿入できます。すべての値は、これらが数字でない場合、文字列として挿入されますが、カラムのデータ型を使用して格納されます。たとえば、以下のidは文字列として挿入されますが、UUIDとして格納されます。詳細については、「Cassandra 2.2の新機能:JSONのサポート」を参照してください。

手順

  • JSONデータを挿入するには、 JSONINSERTコマンドに追加します。VALUESキーワードとカラムのリストが他のINSERTコマンドとは異なり存在しないことに注意してください。
    cqlsh> INSERT INTO cycling.cyclist_category JSON '{ "category" :"GC", "points" :780, "id" :"829aa84a-4bba-411f-a4fb-38167a987cda", "lastname" :"SUTHERLAND" }';
  • lastnameなどの定義済みのカラムがJSON形式を使用してテーブルに挿入されない場合には、Null値が入力されます。
    cqlsh> INSERT INTO cycling.cyclist_category JSON '{ "category" :"Sprint", "points" :700, "id" :"829aa84a-4bba-411f-a4fb-38167a987cda" }';