単純なプライマリ・キーの使用

単純なプライマリ・キーを使って、ソートされた結果を返すようにクエリーできるカラムを作成します。

単純なプライマリ・キーを使って、ソートされた結果を返すようにクエリーできるカラムを作成します。この例では、ID番号とサイクリストの姓と名をカラムに格納するcyclist_nameテーブルを作成します。このテーブルはプライマリ・キーとしてUUIDを使用しています。このテーブルにクエリーして、サイクリストのID番号が分かれば、その名前を特定することができます。

単純なプライマリ・キー・テーブルは、以下のように3通りの方法で作成することができます。

手順

  • cyclist_nameテーブルをcyclingキースペースに作成します。その際、idをプライマリ・キーにします。テーブルを作成する前にUSE文を使用してキースペースを設定します。
    cqlsh> USE cycling; CREATE TABLE cyclist_name ( id UUID PRIMARY KEY, lastname text, firstname text );
  • この同じ例は、テーブル定義末尾にあるプライマリ・キーを使って書くこともできます。
    cqlsh> USE cycling; CREATE TABLE cyclist_name ( id UUID, lastname text, firstname text, PRIMARY KEY (id) );
  • USE文の代わりに、CREATE TABLE文でキースペース名を使用してキースペースを識別することができます。
    cqlsh> CREATE TABLE cycling.cyclist_name ( id UUID, lastname text, firstname text, PRIMARY KEY (id) );
  • Cassandra 2.2以降では、dateまたはtimeデータ型を使うことができます。
    CREATE TABLE cycling.birthdays (id UUID PRIMARY KEY, bday date, btime time);