Studioを使用したスキーマの変更

最初の作成後にスキーマを変更する方法。

スキーマの作成は、グラフ・データベース作成の重要な一部です。最初に作成した後でスキーマを追加したり変更したりすることが必要になる場合があります。Developmentモードでは、データの作成後にスキーマを変更することができます。Productionモードでは、スキーマの作成とデータの読み込みを混合することはできません。プロパティ・キーは追加できます。隣接を特定することができます。

スキーマの重要な特徴の1つに、create()とadd()の違いがあります。create()コマンドは、プロパティ・キー、頂点ラベル、または辺ラベルがまだ存在しない場合にそれらを作成するために使用します。頂点ラベルと辺ラベルを作成する場合、関連するプロパティ・キーのIDとともにcreate()を使用します。頂点ラベルまたは辺ラベルをプロパティ・キーIDなしで作成した場合、関連するプロパティ・キーを特定するためにadd()コマンドを使用します。

手順

現在のスキーマの検証

スキーマに変更を加える前に、現在の設定を検証します。
```
schema.describe()
```
表示されたスキーマは、コピーしてグラフのスキーマを再生するために使用できます。

頂点ラベルへのプロパティ・キーの追加

スキーマの作成後、プロパティ・キーを追加します。プロパティ・キーは既に存在している必要があります。次の例では、最初のコマンドによって、グラフのプロパティ・キーを構築し、2つ目のコマンドによって、頂点ラベルauthorにプロパティ・キーを追加します。
```
schema.propertyKey('nationality').Text().create()
schema.vertexLabel('author').properties('nationality').add()
```
頂点ラベルauthorのプロパティ・キーが構築されることを確認します。nationalityというプロパティ・キーを探します。
```
schema.vertexLabel('author').describe()
```
プロパティnameは、nationalityを追加する前から存在していました。頂点ラベルのインデックスもすべて表示されます。
新しく追加したプロパティ・キーの値を頂点に追加します。
```
g.V().has('author','name','Julia Child').property('nationality','American')
```

辺ラベルへのプロパティ・キーの追加

スキーマの作成後、プロパティ・キーを追加します。プロパティ・キーは既に存在している必要があります。次の例では、最初のコマンドによって、グラフのプロパティ・キーを構築し、2つ目のコマンドによって、辺ラベルcreatedにプロパティ・キーを追加します。
```
schema.edgeLabel('created').properties('timestamp').add()
```
辺ラベルcreatedのプロパティ・キーが構築されることを確認します。timestampというプロパティ・キーを探します。
```
schema.edgeLabel('created').describe()
```
プロパティyearは、timestampを追加する前から存在していました。頂点ラベルのインデックスもすべて表示されます。

2つの頂点間の辺（接続）の作成

プロパティを使用して頂点ラベルを作成します。それらすべてのプロパティは、頂点ラベルを作成する前から存在している必要があります。connectionの外向き頂点と内向き頂点を指定する辺ラベルを追加します。
```
schema.vertexLabel('FridgeItem').properties('name','expiration_date','amount').add()
schema.edgeLabel('isA').connection('ingredient','FridgeItem').create()
```