高度なデータ型(タプルおよびUDT)の使用方法
タプルやユーザー定義型(UDT)を含む、高度なデータ型をDSE Searchで使用するためのガイドラインと手順。
DSE Searchでは、タプルおよびユーザー定義型(UDT)を含む、高度なデータ型のインデックス作成とクエリーをサポートしています。
- タプル・データ型は、位置指定された型付きのフィールドを要素とする固定要素数の集合を保持します。ユーザー定義型の代わりにタプルを使用できます。
- ユーザー定義型(UDT)を使用すると、テーブル内で関連する情報を持つ複数のフィールドを扱うのが容易になります。UDTはタプルの特殊型です。すべての例とタプルへのドキュメント・リファレンスは、タプルにもUDTにも適用します。
情報を別のテーブルに格納するのではなく、ユーザー定義型を使用して関連する情報のフィールドを表すことで、複数のテーブルを必要とするアプリケーションを、より少ないテーブルを使うようにして簡素化できます。
パフォーマンスとメモリー
タプルとUDTは、情報の1つの単位として読み取りと書き込みが行われます。タプルおよびUDTを扱う場合は、パフォーマンスとメモリーへの影響を考慮してください。サブフィールドは完全なタプルまたはUDTとして管理され、個別に処理されることはありません。
制限事項
- プライマリ・キーの宣言内で使用されるタプルとUDTは、サポート対象外です。
- CQLマップ値として使用されるタプルとUDTは、サポート対象外です。マップライクなデータ・モデルをシミュレートするための回避策を使用してください。