バイナリーtarボールを使用したDataStax Enterpriseのインストール
サポートされているLinuxベースのプラットフォームにDataStax Enterpriseをインストールする手順。
バイナリーtarボールを使用して、Linuxベースのプラットフォームにrootパーミッションでインストールするには、次の手順を使用します。 以前のバージョンをインストールするには、「以前のバージョンのインストール」を参照してください。
重要: DataStax Enterprise 5.0では、Cassandra 3.0およびCQL 3.3を使用します。
バイナリーtarボールからインストールした場合、DataStax Enterpriseはスタンドアローン・プロセスとして実行されます。
始める前に
- ご使用のプラットフォームがサポートされていることを確認してください。
- DataStax Academyに登録されている電子メールとパスワード。
- 最新バージョンのOracle Java SE Runtime Environment 8(JDK)(1.8.0_40以上)またはOpenJDK 8を推奨します。
- RedHat互換ディストリビューションには、EPEL(Extra Packages for Enterprise Linux)が必要です。
- 64ビットのOracle Linuxディストリビューションにインストールする場合は、glibcライブラリの32ビット・バージョンを先にインストールしてください。
- Python 2.7.x(以前のRHELディストリビューションについては、「以前のRHELベースのパッケージ・インストールへのPython 2.7のインストール」を参照してください。)
要件 | 最低 | 実稼働 |
---|---|---|
CPU | 2 | 16 |
メモリー | 8 GB | 24 GB |
データ・ディレクトリー | 20 GB | 200 GB |
コミット・ログ・ディレクトリー | 20 GB | 200 GB |
保存されるキャッシュのディレクトリー | 20 GB | 200 GB |
ログ・ディレクトリー | 20 GB | 200 GB |
実稼働環境の要件は、データとワークロードの量によって異なります。 |
「実稼働環境での推奨設定」および「DataStax Enterprise Reference Architecture」ホワイト・ペーパーも参照してください。
手順
これらの手順は、DataStax Enterpriseをインストールします。OpsCenter、DataStax Studio、DataStax Agent、またはDevCenterはインストールされません。インストールしたら、DataStax Enterpriseを構成して開始する必要があります。
ターミナル・ウィンドウで:
次のタスク
- DataStax Enterpriseの構成 - DSE Advanced Replication、In-Memory、DSE Advanced Replication、DSE Multi-Instance、DSE Tiered Storageなどの設定。
- 構成およびログ・ファイルの場所 - サービスとパッケージのインストール。
- 構成およびログ・ファイルの場所 - No Servicesインストールとtarボール・インストール。
- DataStax Enterpriseの起動と停止。
- 実稼働環境へのDataStax Enterpriseの準備。
- Linux実稼働環境での推奨設定。
- クラスター・デプロイの計画とテスト。
- サーバーのクラッシュを防ぐためのヒープ・ダンプ・ディレクトリーの構成。
cassandra.yamlファイルの場所は、インストールのタイプによって異なります。
パッケージ・インストール | /etc/dse/cassandra/cassandra.yaml |
tarボール・インストール | install_location/resources/cassandra/conf/cassandra.yaml |
dse.yamlファイルの場所は、インストールのタイプによって異なります。
Installer-Services | /etc/dse/dse.yaml |
パッケージ・インストール | /etc/dse/dse.yaml |
Installer-No Services | install_location/resources/dse/conf/dse.yaml |
tarボール・インストール | install_location/resources/dse/conf/dse.yaml |