Solr型マッピング・バージョンの構成

DSE Searchでは、Solr型マッピングを使用してSolr型をCassandra型にマッピングする方法を定義します。DataStax Enterpriseでは、型マッピング・バージョン2を使用します。

Solr型マッピング・バージョンは、Solr型をCassandra ThriftまたはCassandra型にマッピングする方法を定義します。

DataStax Enterpriseでは、型マッピング・バージョン2を使用します。コンパクト・ストレージを使用するテーブルを含んでいる、CQL 3を使用して作成された新しいテーブルには、バージョン2の型マッピングが必要です。CQL 3は、CQL仕様3.1.0に基づくCassandra 2.x以降のデフォルトのモードです。

以前のDataStax Enterpriseインストールから移行されたテーブルでは、古いマッピング・バージョンを維持できます。新たに作成された非CQL 3テーブルには、バージョン1の型マッピングが必要です。

以前のバージョンに関する情報:3.2.xから4.xへのアップグレード時およびアップグレード完了後、DataStax Enterprise 3.0.xで作成されたテーブルにはバージョン0の型マッピングが必要です。DataStax Enterprise 3.0では、レガシー・マッピングとしても知られている、型マッピング・バージョン0が使用されていました。DataStax Enterprise 3.1では、型マッピング・バージョン1を使用していました。

型マッピングを変更するには、solrconfig.xmlファイル内のdseTypeMappingVersionを構成します。
<dseTypeMappingVersion>2</dseTypeMappingVersion>

Solrコアを作成した後でバージョンを切り替えることは推奨されません。異なるdseTypeMappingVersion構成を持つsolrconfig.xmlファイルを読み込み、Solrコアを再度読み込もうとすると、エラーになります。