テーブル圧縮で読み取りの最適化が可能

テーブルあたりの単位でデータの圧縮を構成して、読み取り専用タスクのパフォーマンスを最適化します。

Searchノードは通常、読み取り専用タスクに関与しているため、ノードのストレージ容量を最大にし、ディスク上のデータ量を減らして、ディスクI/Oを制限することで、パフォーマンスが向上します。Cassandra 1.0以降では、テーブルあたりの単位でデータの圧縮を構成して、読み取り専用タスクのパフォーマンスを最適化することができます。

構成は、SSTableファイルを圧縮するための圧縮アルゴリズムの影響を受けます。Enterprise Searchで実行されるような書き込みの多いワークロードの場合は、LZ4圧縮を使用することを推奨します。LZ4圧縮を使用した圧縮は、テーブルを作成したときにデフォルトで有効になります。CQLを使用して、圧縮オプションを変更することができます。また、開発者は、org.apache.cassandra.io.compress.ICompressorインターフェイスを使用してカスタム圧縮クラスを実装することもできます。読み取り/書き込みアクセス・パターンの圧縮チャンク・サイズとテーブル内での平均サイズの行の構成することができます。