一般的なステップ、ステップ・モジュレータ、述語
TinkerPopの一般的なステップ、ステップ・モジュレータ、述語
Apache TinkerPopTMには、以下の5つの一般的なステップ・タイプがあります。
- map(Traversal<S,E>)またはmap(Function<Traverser<S>, E>)
- トラバーサーを次のステップで処理するタイプ
E
のオブジェクトにマップします。 - flatMap(Traversal<S,E>)またはflatMap(Function<Traverser<S>, Iterator<E>)
- トラバーサーを、次のステップにストリーミングされる
E
オブジェクトのイテレーターにマップします。 - filter(Traversal<?, ?>)またはfilter(Predicate<Traverser<S>>)
- トラバーサーをtrueまたはfalseにマップします。falseの場合は、トラバーサーを次のステップに渡さないようにします。
- sideEffect(Traversal<S, S>)またはsideEffect(Consumer<Traverser<S>>)
- トラバーサーで何らかの操作を実行し、それを次のステップに渡します。
- branch(Traversal<S, M>)またはbranch(Function<Traverser<S>, M>)
- トラバーサーを
M
トークンでインデックス付けされたすべての探索に分割します。
リファレンス内の他のすべてのステップは、これらのステップまたはそのバリアント(探索を完了する
terminal
ステップなど)の1つとして分類できます。さらに、ステップには、ステップを支援するヘルパー・ステップである、以下のステップ・モジュレータ
があります。- as()
- 後でそのラベルを使用するステップおよびデータ構造がアクセスできるように、ステップにラベルを提供します。
- by()
- ステップが探索、関数、またはコンパレーターを受け入れることができる場合、
by()
を使用してそれらを追加します。 - emit()
emit()
がrepeat()
の後に配置されている場合、反復探索を出るときに探索で評価されます。emit()
がrepeat()
の前に配置されている場合、反復探索に入る前に探索で評価されます。- from()
- 次に指定されているステップからの探索をポイントする文字列または探索を探索に追加します。
- option()
- branch()またはchoose()ステップのオプションを指定します。
- to()
- 次に指定されているステップへの探索をポイントする文字列または探索を探索に追加します。
- until()
until()
がrepeat()
の後に来る場合は、do/whileループです。until()
がrepeat()
の前に来る場合は、while/doループです。
ステップ内でデータ間の関係を判別するには、述語を使用します。
- eq(オブジェクト)
- 受信したオブジェクトが、指定されたオブジェクトと等しいことを確認します。
- neq(オブジェクト)
- 受信したオブジェクトが、指定されたオブジェクトと等しくないことを確認します。
- lt(数値)
- 受信した数値が、指定された数値よりも小さいことを確認します。
- lte(数値)
- 受信した数値が、指定された数値以下であることを確認します。
- gt(数値)
- 受信した数値が、指定された数値よりも大きいことを確認します。
- gte(数値)
- 受信した数値が、指定された数値以上であることを確認します。
- inside(数値, 数値)
- 受信した数値が、指定された数値の範囲内であることを確認します。
- outside(数値, 数値)
- 受信した数値が、指定された数値の範囲外であることを確認します。
- between(数値, 数値)
- 受信した数値が、指定された最初の数値以上であり、2番目の数値より小さいことを確認します。
- within(オブジェクト...)
- 受信したオブジェクトが、指定されたオブジェクトの配列内に存在していることを確認します。
- without(オブジェクト...)
- 受信したオブジェクトが、指定されたオブジェクトの配列内に存在していないことを確認します。