nodetoolユーティリティについて

クラスターを監視したり、日常のデータベース操作を実行したりするためのコマンドライン・インターフェイス。

nodetoolユーティリティは、クラスターを監視したり、日常のデータベース操作を実行したりするためのコマンドライン・インターフェイスです。通常は、動作ノードから実行します。

nodetoolユーティリティは、JMXの最も重要なメトリックおよび操作をサポートしています。また、proxyhistogramコマンドなどのクラスターの管理に役立つ他のコマンドが含まれています。

コマンド形式

$ nodetool [options] command [args]
tarボールおよびInstaller-No Servicesのパス:
installation_location/resources/cassandra/bin

接続オプション

接続オプションで、すべてのnodetoolコマンドの接続方法と認証方法を指定します。
短い形式 長い形式 説明
-p --port ポート番号。
-pwf --password-file パスワード・ファイルのパス。
-pw --password パスワード。
-u --username ユーザー名。
-- コマンドのパラメーターとオプションのリストを区切ります。
注:
  • RMI認証用のユーザー名とパスワードがホストのcassandra-env.shファイルに明示的に設定されている場合は、認証情報を指定する必要があります。
  • リペアおよびリビルド・コマンドは、クラスター内の複数のノードに影響することがあります。
  • ほとんどのnodetoolコマンドは、-hを使用して1つ以上の他のノードを指定していなければ、クラスター内の1つのノード上で実行されます。コマンド発行元のノードがコマンドの実行対象である場合、-hオプションを使用して実行対象を指定する必要はありません。それ以外の場合は、リモート呼び出しの場合、-hオプションを使用して1つまたは複数の実行対象ノードを指定します。
例:
nodetool -u username -pw password describering demo_keyspace
cassandra-env.shファイルの場所は、インストールのタイプによって異なります。

パッケージ・インストールInstaller-Servicesインストール

/etc/dse/cassandra/cassandra-env.sh

tarボール・インストールInstaller-No Servicesインストール

installation_location/resources/cassandra/conf/cassandra-env.sh

nodetoolコマンド・ヘルプの使用

nodetool help
Nodetoolコマンドの一覧を表示します。
nodetool help command name
特定のコマンドのヘルプを表示します。例を次に示します。
nodetool help upgradesstables
詳細については、「nodetool help」を参照してください。