nodetool setcachecapacity
グローバル・キーおよび行キャッシュの容量をメガバイト単位で設定します。
グローバル・キーおよび行キャッシュの容量をメガバイト単位で設定します。
構文
$ nodetool <options> setcachecapacity -- <key-cache-capacity> <row-cache-capacity>
tarボールおよびInstaller-No Servicesのパス:
installation_location/resources/cassandra/bin
短い形式 | 長い形式 | 説明 |
---|---|---|
-h |
--host |
ホスト名またはIPアドレス。 |
-p |
--port |
ポート番号。 |
-pwf |
--password-file |
パスワード・ファイルのパス。 |
-pw |
--password |
パスワード。 |
-u |
--username |
リモートJMXエージェントのユーザー名。 |
key-cache-capacity | メモリー内のキー・キャッシュの最大サイズ(メガバイト(MB)単位)。 | |
row-cache-capacity | メモリー内の行キャッシュの最大サイズ(メガバイト(MB)単位)。 | |
counter-cache-capacity | メモリー内のカウンター・キャッシュの最大サイズ(メガバイト(MB)単位)。 | |
-- |
オプションと間違えられる可能性のある引数とオプションを区切ります。 |
説明
key-cache-capacity引数は、cassandra.yamlのkey_cache_size_in_mbパラメーターに対応します。キー・キャッシュが1回ヒットすると、1回のシークが節約され、行キャッシュが1回ヒットすると、最低2回のシークが節約されます。一部のメモリーをキー・キャッシュ専用として割り当てると応答時間が短縮されるため、通常は好ましいトレードオフとなります。デフォルト値は空です。これは、ヒープの5パーセントに相当するメガバイト(MB)と100MBのどちらか小さい方を意味します。key-cache-capacity引数は、cassandra.yamlのrow_cache_size_in_mbパラメーターに対応します。デフォルトでは、行キャッシングはゼロ(無効)です。
counter-cache-capacity引数は、cassandra.yamlのcounter_cache_size_in_mbに対応します。デフォルトでは、カウンター・キャッシングはヒープの最低2.5%または50MBです。
cassandra.yamlファイルの場所は、インストールのタイプによって異なります。
パッケージ・インストールInstaller-Servicesインストール |
/etc/dse/cassandra/cassandra.yaml |
tarボール・インストールInstaller-No Servicesインストール |
installation_location/resources/cassandra/conf/cassandra.yaml |