nodetool sequence
ファイル、リソース、または標準入力(StdIn)から複数のnodetoolコマンドを順番に実行します。
ファイル、リソース、または標準入力(StdIn)から複数のnodetoolコマンドを順番に実行します。
構文
$ nodetool [options] sequence [--failonerror] [(-i <input> | --input <input>)...][--stoponerror] [--] [<commands>...]
tarボールおよびInstaller-No Servicesのパス:
installation_location/resources/cassandra/bin
共通オプション
これらのオプションは、すべてのnodetoolコマンドに適用されます。
短い形式 | 長い形式 | 説明 |
---|---|---|
-h |
--host |
ホスト名またはIPアドレス。 |
-p |
--port |
リモートJMXエージェントのポート番号。 |
-pw |
--password |
パスワード。 |
-pwf |
--password-file |
パスワード・ファイルのパス。 |
-u |
--username |
リモートJMXエージェントのユーザー名。 |
-- |
オプションと間違えられる可能性のある引数とオプションを区切ります。 |
注:
- tarボール・インストールの場合は、installation_location/binディレクトリーからコマンドを実行します。
- RMI認証用のユーザー名とパスワードがホストのcassandra-env.shファイルに明示的に設定されている場合は、認証情報を指定する必要があります。
Sequenceオプション
sequenceコマンドに固有のオプションは次のとおりです。
短い形式 | 長い形式 | 説明 | |
---|---|---|---|
--failonerror |
1つ以上の子コマンドが失敗した場合でも、デフォルトでシーケンス・コマンドは失敗しません(エラー終了コードを返します)。子コマンドが失敗した場合にエラー終了コードを返すには、このオプションをtrueに設定します。 | ||
-iinput |
--inputinput |
nodetoolコマンドを読み取るためのファイルまたはクラス・パス・リソース。1行につき1つのコマンド。標準入力から読み取りには、/dev/stdin を使用します。複数の入力が可能です。 |
|
--stoponerror |
デフォルトでは、1つの子コマンドが失敗しても、sequenceコマンドは残りのコマンドを続行します。エラー発生時に停止するには、このオプションをtrueに設定します。 | ||
commands |
実行するコマンド。個々のコマンドを区切るには、コロンの両側に空白文字を付けて区切ります(' : ' )。例を次に示します。nodetool sequence info : gettimeout read : gettimeout write : status |
説明
ファイル、リソース、または標準入力(StdIn)から複数のnodetoolコマンドを順番に実行します。共通のオプション(ホスト、ポート、ユーザー名、パスワード)は、子コマンドに渡されます。このコマンドは、コマンドごとにJVMを再起動する必要がないため、オーバーヘッドが減り、シェル・スクリプトからnodetoolコマンドを個別に実行するよりも高速になります。
例
たとえば、1行に1つのコマンドを指定したテキスト・ファイルを作成し、コマンドにそのファイル名と場所ファイルを指定します。ファイル内の各コマンドは順番に実行されます。
$ nodetool sequence -i path_to_text_file
#nodetool sequence sample file
info
gettimeout read
gettimeout write
status