キャッシングの有効化と構成
CQLを使用したキャッシングの有効化または無効化。
CQLを使用してcachingテーブル・プロパティを構成することにより、キャッシングを有効または無効にします。グローバル・キャッシング・プロパティを構成するには、cassandra.yamlファイル内のパラメーターを設定します。
- パーティション・キー・キャッシュのサイズ
- 行キャッシュのサイズ
- Cassandraがパーティション・キー・キャッシュをディスクに保存する頻度
- Cassandraが行キャッシュをディスクに保存する頻度
CREATE TABLEまたはALTER TABLEを使用してキャッシング・プロパティを設定します。たとえば、row_cache_size_in_mbの構成によって、最も頻繁に読み取られるテーブルのパーティションの行を格納するために、Cassandraが割り当てるメモリの容量が決まります。
cassandra.yamlファイルの場所は、インストールのタイプによって異なります。
パッケージ・インストール | /etc/cassandra/cassandra.yaml |
tarボール・インストール | install_location/resources/cassandra/conf/cassandra.yaml |
Windowsインストール | C:\Program Files\DataStax Community\apache-cassandra\conf\cassandra.yaml |
手順
パーティション・キー・キャッシュおよび行キャッシュを構成するテーブルのキャッシング・プロパティを設定します。
CREATE TABLE users ( userid text PRIMARY KEY, first_name text, last_name text, ) WITH caching = { 'keys' :'NONE', 'rows_per_partition' :'120' };