内部権限管理の構成

CassandraAuthorizerの追加手順

CassandraAuthorizerは、可能性のある多くのIAuthorizerの実装の1つで、パーミッションをsystem_auth.permissionsテーブルに格納し、すべての権限管理関連のCQL文をサポートします。構成では主に、オーソライザー・オプションをcassandra.yamlで変更して、CassandraAuthorizerを使用するようにします。

注: 認証を構成するには、「内部権限管理の構成」を参照してください。
cassandra.yamlファイルの場所は、インストールのタイプによって異なります。
パッケージ・インストール /etc/cassandra/cassandra.yaml
tarボール・インストール install_location/resources/cassandra/conf/cassandra.yaml
Windowsインストール C:\Program Files\DataStax Community\apache-cassandra\conf\cassandra.yaml

手順

  1. cassandra.yamlファイルで、デフォルトのAllowAllAuthorizerをコメント・アウトし、CassandraAuthorizerを追加します。
    authorizer:CassandraAuthorizer
    AllowAll以外の任意のオーセンティケーターを使用できます。
  2. system_authキースペースのレプリケーション係数を構成し、レプリケーション係数を1より大きい数値にします。
  3. cassandra.yamlファイルのpermissions_validity_in_msオプションを設定し、パーミッション・キャッシングの有効期間を調整します。
    あるいは、このオプションを0に設定してパーミッション・キャッシングを無効にします。

タスクの結果

CQLは以下の権限管理文をサポートしています。